仕事上の怪我が悪化し、車椅子生活に・・・

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仕事上の怪我が悪化し、車椅子生活に・・・

ストーリーcase study

建築関係で一人親方の相談者様は、仕事中に腰を痛めてしまいましたが、生活していくために仕事を休むことができず、病院にも行くことができなかった結果、腰痛が悪化してしまい、とうとう歩行困難になって車いすでの生活に陥ってしまいました。

相談者様は独身の為、生活費、住宅ローンをこれまでの貯蓄から捻出しておりましたが、車いす生活のため、収入の見込みも立たず、一人での車椅子生活も困難を極めました。唯一、義理のお兄様が相談者様を献身的にサポートしてくれておりましたが、体調は一向に回復せず、遂には貯蓄も底をつきました。

その後、1年弱の間は、義理のお兄様が住宅ローンや生活費を代わりに支払いされていたそうですが、お兄様ご自身も持病をかかえており、支援総額が数百万迄に膨れたところで金銭的に限界になり、相談者様は、役所へ生活保護の相談に行くことになりました。ですが、住宅ローンの残る不動産を所有していることから、生活保護の申請ができず、自宅の売却の決断に至ったとのことでした。

マンションは昭和48年築とかなり古く、室内は建築関係の仕事柄、工具や備品などにあふれ、ほぼゴミ屋敷に近い状態でした。室内の清掃やごみの撤去には相当の費用が必要でしたが、室内の荷物をそのままの状態で買い取って頂ける買主様を見つけました。

また、今回の売却活動では自宅売却後の生活保護受給が望ましいため、役所の担当者と生活保護の申請のタイミングを見て、売却を行いました。心配していた転居先につきましては、車いすでも生活が可能で、自宅売却後の生活保護の家賃基準に合う物件に引っ越していただきました。

決済後、「無事に生活保護の受給申請が決定し、安心しました。」とのご報告を感謝のお言葉とともにメールでいただきました。

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