
浪費癖からの脱却。自宅を売却して生活の再スタートを支援。
事例概要information
ストーリーcase study
某役所から、弊社に相談がありました。
相談者は、一人暮らしの50代女性。
ご自宅にお伺いした時には、既に生活がひっ迫しており、室内は荷物やゴミで溢れかえってました。
3年前に同居していた母親を亡くし、同じタイミングで、知人と立ち上げた貿易の事業も、コロナによる影響で廃業せざるを得なくなり、経済的にも精神的にも強い衝撃を受けている状態でした。
母親が存命中は、家のことをすべて母に一任しており、家事などはご自身では何もできず、収入が途絶えた後も、景気の良かった時期を経験していることから、散財癖が治らず、生活が困窮している現状を受け入れることができなかったようです。
3LDKのマンションは一人住まいには広く、毎月の管理費等が約4万円と家賃並みに高く、無職になった本人は借金をしながらの生活で凌いでいる状態でした。
また、「どうしてこんなことになってしまったのか。」と日々後悔する癖をお持ちで、その度にお酒に逃げる傾向があり、生活を改善するにはマンションの売却だけでなく、生活スタイル自体を一から再スタートさせることが必要でした。
幸い、マンションは売却すると、現在の借金を返済しても余剰が出る計算でしたが、相談者は社会復帰をしない限り、またお酒や浪費などを繰り返し、社会との距離が開く一方だと思い、自宅売却の相談と同時に、今後の生活においても相談やアドバイスをさせていただきました。
売却後、しばらくして、相談者様からご連絡を戴きました。
その際、「現在は、接客のアルバイトに就くことができました!」と明るい声でご報告をいただきました。
無事に再出発されたようで、当社としても少し安心できました。