年金生活の耳が不自由なご主人様、障害をかかえ職につくことが難しいお子様2人と暮らす相談者様。

家のローンや管理費修繕積立金、月々の光熱費など支払うべきものを滞納することなく優先してお支払いされてきました。軽い知的障害をお持ちの娘様が一般企業に勤めておられましたが、無理がたたって鬱病を患い、退職されたことにより収入が減少、毎月の収入はご主人の年金収入のみ。いよいよ手元のお金が底をついてしまう状況になり、役所へ生活保護の申請に行ったところ、持ち家がある状態では申請が通らないと言われてしまい、弊社にご相談をいただきました。

他に身寄りもなく、生活保護の受給が認められていない状況で次の転居先を探すことは困難であることや、いずれ訪れる親御様の死後、お子様たちがそのまま現在のお住まいに住み続けることができるよう弊社で物件を買い取り、生活保護費の中から賃料を払っていけるようリースバックのご提案をさせていただきました。ご自宅を売却することで手元に残ったお金で、無事ご主人様の白内障の手術費・入院費を捻出することができたと喜んでいただきました。また生活保護の受給を開始し、現在は安定した生活を送っていただいております。